「食べられないものというのは、とくにはないですね」
Y.H様
Y.H様は20年にわたって入れ歯を作り続けられた方です。
今回のインタビューは、受付スタッフのTが、Y.H様をお伺いして、現在の入れ歯の調子と、これまでの入れ歯歴について語っていただきました。Y.H様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
第1部 20年の苦闘
◆入れ歯はもう、これで10ほど作ってますねえ。
◆2年に1ぺんくらいもう・・・まあ、2年に1ぺん言うからね。
◆うん、うまいこといかんで。まあそういう具合で。
◆その先生は、なんていうか・・・荒っぽいんやねえ。
◆ところがちょっとまた1週間で痛なって
◆東京の、E先生の本を読んだんですわ。
第2部 そして現在
◆ほんでその頃からのちに安定してましてね。
◆まあでも、食べられないものいうのは特にはないですわね。
◆「こりゃーあかんなあ」思ってね、ほんでもうそれは全然使わずにあれしとったんですけどね。
◆調整いうても何度もかなんし、ほんで予約やいうてもそのまま講議して遅なったら
◆入れ歯がよくなるとよく飛ぶようになったいうようなこと・・・私の場合はそんな感じはないです
◆安定してることは、これは一番大きな違いやないかなと思うんですけどね。
◆痛いしものが食べられへん時は、当然先生とこ行かしてもらうんですけど
◆歯茎の方がちゃんとしたら安定したものができるけども、ここが私みたいにないと・・・
◆大前先生は、人が違うっちゅうかやっぱり、やっぱりある程度技術っちゅうか、そういう風な面があるんじゃないかなあ
◆いいことばかりも言うてませんし。
第1部 20年の苦闘
◆入れ歯はもう、これで10ほど作ってますねえ。
入れ歯歴というのは・・・
ええとねえ、確か会長しとった時ぐらいやから、20年前ですねえ。約20年前やから、えーと、昭和やねえ。昭和の何年になるのかなあ。
その間結構入れ歯は作られたんですか?
入れ歯はもう、これで10ほど作ってますねえ。
10個くらい?
うん、10個くらい。
ああ、そうですか。今まで作られた入れ歯というのはいかがでしたか?
まあ、それは今までそうですね。先生は・・・1人・・・2人・・・3人・・・4人目が今の大前先生ですか。
あ、そうですか。
まあ一番多かった先生でやっぱり6つか。
6つ!?
うん、確かそれぐらい作ってますね。その先生が言わくには「もう要は2年たったら作らなあかん」という、こういう話やったからね。
作り替えですか?
だから、まあだいたい調整してなんとか使えるようになってきて、それから1年半か2年くらい使うてまた悪なってくると、まあ2年くらい経ったらまた作らなあかんかなあ、っていうそんなもんかなあ、って。
はあ。
私の得意先で京都の人でやっぱり同じ入れ歯しとった人がおるけども、その人が言うには「私らなんでも食えまんねん」って言うてはったけどね。だから、その人なんかは2年でなんか作ってへんけど、まあそこは先生はそう言うてましたからねえ。だからまあ20年前くらい前やったらそらそうなるわね。
そうなんですか、もう最初から、お食事とかそういうのは問題なかったですか?
いや、やっぱりなかなか合わないですわねえ。ほんで調整してもろて、それでまあ、だんだん合うようになって・・・それからもう作ってから2年目くらいになってくると調整してもらってる間はやっぱりそうやねえ、半年くらいかかってるんかなあ。だからなんだかんだで1年半か2年近くなってきたらもう、またおかしくなってくるともう・・・。
はい。
そやなあ2年目やし、いうことやからね。ほんでまたそのころの入れ歯はもう、半分くらい処分してなくなってますけどね。
ああ。
(大前)先生とこと違うのはねえ、そのころ調整してもらっとったのは下の歯ですわねえ。上はまあ大体どこの先生でもそこそこ。
はい。
下の歯ね。このずっと短くなってねえ。なんていうか
奥ですね?
ええ、そうなってるんですわ。ところが今度の(大前)先生にやってもらったやつは、なんていうか奥があってねえ、ま、これが大きな違いかなあ思てますけどねえ。
ああ、そうなんですか。
◆2年に1ぺんくらいもう・・・まあ、2年に1ぺん言うからね。
ほんでその先生にやってもらっとったけども、まあ、名前あげてもええけどもS大の助教授の先生が経営してる歯医者さん。
はい。
あの、SとIにあってね、Sの方に来いやいうから、ほんで行って。
はい。
ほんでそこで2つ作ったんかねえ。1つ作って、ほんでまあノそこは2つだけやったんかな。それは先生も上手くいかなんでまたやって、ほんで「今度はHさん羽根を・・・」羽根いうたらこう、これですけども。
あー、はい。
「これを大きいにしてやるから」言うて、やったけどもなかなかこう上手く合わないし、調整しているうちにだんだんこう、背のとこが。
うまくいかなくなっちゃって。
ほんで難儀しとって。それで何しとったら、いや何しとったらいうたらおかしいけど、たまたま喫茶店で一番・・・なんつうかよくやってもらったいうか、まああのN先生いうてK歯科医院の副院長で、私みな心やすいんですけどね。
はい。
ほんでこの人にだいたいずっとやってもらって、2年に1ぺんくらいもう・・・まあ、2年に1ぺん言うからね。
はい。
◆うん、うまいこといかんで。まあそういう具合で。
あと、5~6人くらい先生おってね。
はい
この人らはまあ、S大の方の系統じゃなしに、H大の歯学部、大体大阪の歯医者さんちゅうのはH大と、それからS大と。
S大と。分れているんですね。
ほんで、H大の歯学部の、まあまあ、K先生いうたら多少ボスみたいなもんやけども。
あ、そうなんですか?
ま、ほんでそこから優秀な先生を引き抜いて、ほんでN先生いうたら同じやっぱりH大の先生で、同じくらいの年齢の。ほんで副院長で、この人が全部仕切とって、私らはもう何も聞かないでね。
ああ。
ほんでやっとって、その先生が心筋梗塞かなんかでもうちょっとずっと休んで、もうやめたんか休んでるかどうかはわからん。もう来んなってそしたら今度まあ、私が知ってるのは、1ぺんH先生いうて、S大の助教授ですけども、「ほんだったらちょっと来てくれ」言われて行ったけども、あそこでもなかなか。
なかなか。
うん、うまいこといかんで。まあそういう具合で。
はい。
ほんで「なかなか上手いこといかんなあ」と思っとったら、たまたまその喫茶店ね。今Tさんが行ったとこの。
ああ、あっちの方の。
あの上のIいう喫茶店があるんですよ。真ん前に。もう今なくなったかな?もう俺らあんまり茶なんか行かんけど。
ああ、はい。(笑)
ほんでそこへ行ったら、たまたまN先生に会うて、ほんで「どないしたんや?」「いや、もう体あれなって、今またK先生とこ行ってるし、また来いや」いうて。
ああ、またそちらへ。
ほんでそっちへ行って。あれしとったけども、やっぱりそのような調子でね。
はい。
◆その先生は、なんていうか・・・荒っぽいんやねえ。
なかなかまあ、ほんでその先生は、N先生はねえ、まあ上手いとは思うんやけどもねえ。
はい。
まあ・・・その先生は、なんていうか・・・荒っぽいんやねえ。
荒っぽい!?
うん。それでその、痛いとなると診て、こう、どぅわーーとして。(笑)
ああー(笑)
そやからだんだんだんだん。
(削られて)小さくなる?
そう。小さなるんやね。
ああー、なるほど。(笑)
ほんで結局まあ、だいたいそこそこいけるやろう、かなり小さなってからね。
はい。
それもまあ、まあいうたように1年か、1年半か、また痛くなってくると、まあもう2年近くやし作り替えな・・・
作り替えないと?
うん、もうしゃーないなあ思って。ということになったんですね。
ああ、そうですかあ。
◆ところがちょっとまた1週間で痛なって
ほんでそのN先生もやめて、何しとってほんで今度K先生が「俺やるわ」いうて言い出して。
ああ。
「仕事できまんのか」いうたら「いやいや、やるから」いうてね。
(笑)
ほんで調整で行っとったのは、K先生の息子さん。息子さんいうのは正確にいうと娘さんの旦那さん。娘婿でんねん。
ああ・・・。
ほんで娘婿が調整してくれとったけどね。
ああ、そうだったんですか。
その調整の仕方いうのが、またN先生とはちごて。
はい。
なんか、白いもんを・・・
ああ、噛んで。
そうそう、噛んで、ほんでまた。
剥がして。
うん、ほんで見て、うわーっと削って。ほんでまあ、ところがちょっとまた1週間で痛なって、まあ近くやから人があんまりいない時間にぱっと行って。
へえ。
やっとったけども、もう一つすっきりせんし。
すっきりしない?
◆東京の、E先生の本を読んだんですわ。
どこでやるかなあ、もうN先生もやめたし、ほんでK先生という娘婿で実質的にはやっとるけど。
ああ。
ま、あと何人か先生はおったけど、やってもらったことないからね。
はい。
ええかなあ思った。ということはそのK先生というのは、一応H大の歯学部のボスみたいなもんやから、ある程度ええのん。
ええの?
いや、ええのんちゅうか、ある程度技術のええのんを多少引っ張ってきた可能性があるから、そう思ってましたけどね。まあ、だけども何やし。
ああ、はい。
そしたらたまたまうちの娘が、まあ、そうやって私が「歯医者どうしよかなあ」思ってほんで何しとったら。
探してくださって?
ほんでまあ、その時にその娘は私の娘やけども、あのー息子の嫁もねえ、私が歯で苦しんでるので本を見せに来とって。なんか、本買うて来てくれとったのが、東京の・・・
はい
E先生の本を読んだんですわ。
E先生?
あのーこれはね、入れ歯専門ですねん。
あ、そうなんですか?
うん。もう私ねえ、大前先生知らなかったらもうそこへ行くべし、いや知ってもね、もうあかなんだらそこへ行こうと思ってね、
ああ、そうなんですか。
もう東京のね、もう全部ところまで聞いて、あのー資料はこんなに。それはねえ、関西とか他には入れ歯専門店ってないですけど
ないですねえ。
東京には入れ歯専門。とにかく総入れ歯専門ですわ。
ああ、総入れ歯の?
うん。とにかくその先生いわく、実際行ってないからわからんですけど本読んだらね、とにかく歯見てね、見たら。
はい。
「最初は歯茎の矯正からする」言うねんね。ほんで人によっては、だから矯正する間はおかゆのみ まあ、あのねえ。
食べて?
まあ1年、あるいはもっとかかる人もある。そのかわりある程度完全な歯茎にしてから、要するに歯茎やから骨の方のセラミクスかなんかで多少調整するんですかね。
ふーん。
私なんかは、安定悪いいうんかねえ、N先生は「普通はこうやってぱっとこうなっとる」いうて。
ああ、土手が。
なんかね、そないいうて、向こうも難しいいうから、せやから私の歯茎はあまり状態がよくないってわかってますんでね。
ああ、そうですか。
まあ、「それやったら東京行って、歯茎からやってもらったらええもんができるんじゃないかなあ」と、理論的にはそう思ったわけです。
第2部 そして現在
◆ほんでその頃からのちに安定してましてね。
だけどもまあ、たまたま大前先生の方が先にわかってやってもらって。
はい。
ほんで安定してますんね。今の所東京へ行く・・・
予定は?
予定はありませんわね。
ああ、そうですか。(笑)
そりゃそうや。やっぱり東京へ行きゃあね、やっぱり時間もかかるし。
かかりますし、通うのもねえ。
まあ、今の所安定してますし、どこまでこれが続くか。
(院長注:平成22年現在で7年続いています)
そうですね。確かH様が今の入れ歯を作られて1年半くらい・・・
うん、そうやねえ。なるかもしれませんけど、去年の5月くらいまで・・・
はい。けっこう何度かお越しいただいて・・・
ほんでその頃からのちに安定してましてね。まあ、今は電話でも言うたかもわからんけども。
ええ、ええ。
奥よりも全体に当たって多少前が当たるようで、ところが調整してる時には前がたびたび当たると調整してもらわなあかん、でも今はもう、前がちょっと、全体が当たって前は前で当たるような感じやけども、まあそんなに食べるのに困るとか、前みたいに「どうしよう」みたいなそういうんじゃなしに。
はい。
やっぱりまあ、多少なんていうんですかねえ、ちょっと固いもんとか大きなもんとか食べたりすると痛い時もあるけど。
(院長注:この方のケースは、顎の骨の吸収が難症例中の難症例です。)
はい。
これはねえ。
はい。
これは、大前先生がねえ、私も歯医者の先生何人か知ってるんですけどね。
はい。
だけども、外して寝え いわなんだけど、大前先生はもう、一応寝る時は言うから、まあ全部外したら格好悪いから、下だけ外してはめて、ま、下はあれするからね。
はい。
まあまあ、下だけ外して。
はい。
ほんであのー、ポリデント? いやポリデントいうたら接着剤やったっけかな、なんしか、あの。
洗浄剤ですね?
うん。それ買ってちゃんとその中に入れてね。
はい。
先生のいうてるとおり、やっぱり私も歯で苦しんでたしね。
はい。
ほんで、痛いなー思っとっても、外して寝て、朝はめると大体大丈夫、いまでも別に痛いいうこともないしね。
ああ、そうですか。
◆まあでも、食べられないものいうのは特にはないですわね。
うん、そうやねえ。一応まあ何でも食べれる・・・いうたら語弊があるけども、固いもんは、ばあさんが・・・
ばあさんが?(笑)
ばあさんがよく気ィつこて、レンコンやったら人の3倍くらい薄う切ってくれたり、柔らこうしてくれるからね。
ああ、そうなんですか。
まあ、そういう状況でね。まあ、卵や豆腐ばかり食うとるわけにもいきませんからねえ。
ええ、そうですね。
一応、それでも人よりはちょっと時間はかかりますわね。まあ普通に食べられますけども、大きなやつをバリバリねえ、まあゆっくり食べとかんと、またガチっといってもね
そうですね。
それはあかん思うから。けど、おかげさんでそのーまあ、安定して食事もできております。
ああ、ありがとうございます。そう言っていただいて。逆に何か、食べられないものなんかはありますか?
もう、別に食べられないものはないですね。
ああ、そうですか。お肉も
うん、肉も。まあ、どうせ柔らかいの買うてきてくれますけどもね、固い・・・ステーキとか。
スジ肉とか?
うん、そういうのはまあ、小さく切ってね。まあでも、食べられないものいうのは特にはないですわね。小さくして、ほんで静かに食べればね。
ああ、そうですかありがとうございます。以前に作られた、うちにいらっしゃる前に使われていた入れ歯では何か食べられないものはございましたか?
う~ん・・・食べられないものっちゅうか、特には食べられないものっちゅうのは・・・
その時もそんなには?
うん。そんなに記憶にはないですね。あれが食べられへん、これが食べられへんかったってのは思わなかったですけども。うん。
◆「こりゃーあかんなあ」思ってね、ほんでもうそれは全然使わずにあれしとったんですけどね。
ただやっぱり2年に1度作り替えっていうのは・・・
うん、だからほんとに半分ほど、ここには持ってないですけど家に帰ればここの短いのが2個。
ああ、ありますか。
ありますけどねえ。私は日にち書いて○○先生のやついうてね。
ああ、残しているんですか?
うん、まああの作ってもらった時のを書いて、ほんで次のやつ作ったらそれを保管してね。保管して言うたかてぎょうさん、10もあったらねえ。ほんでもう一人だけ。
はい?
これも私もよう知ってるんですけどねえ、Y先生いうて。
Y先生?
うん、これはS大の、助教授の系統で○○先生なんかは先輩いうかあれやとかいう感じやったね。ほんで作った時にちょっと歯茎に黒いとこができた。
黒い?
歯茎のところにね、「黒ずんだのができた」言うて、「○○先生とこ紹介するから行ってくれ、癌やったらあかんし」言うて。
そうですね。
ほんですぐにね、開いて。ああ、「これやったら大丈夫やで」言うてね。
よかったですね。
まあ、その先生が一所懸命作ってくれたんやけども、作ったやつはいっぺんはめてみたけども、全体的にあっちもこっちも痛いしね。
ああー。
そや、「あかんでえ」言うて。普通はめてみてだいたいピッとはまるんやけど、ちょっと痛いところが1か所とか、そういう状況やったけども、先生のやつはあっちもこっちも・・・(笑)
1か所じゃなかったなんですか。(笑)
「こりゃーあかんなあ」思ってね、ほんでもうそれは全然使わずにあれしとったんですけどね。
ああ、そうなんですか。
◆調整いうても何度もかなんし、ほんで予約やいうてもそのまま講議して遅なったら
だから、まあ言うたように、最初はやっぱり60万とか、やっぱりだいたいそれぐらい取られてるからね。
はい。
やけども2つ目はもう、自分で最初もらった額でやってするわいうてしてくれたから。だけども調整いうても何度もかなんし、ほんで予約やいうてもそのまま講議して遅なったら・・・
ああ、そうですね。
Sまでねえ。
そうですよね、また。
うん、行くのもね、あれやったけども。けどまあ、よう知っとるしね、よういうか、心やすいからね。
はいはい。
やから、いつやったかなもう削っても痛うてしゃあない。そんで、もうS大へ電話したんですわ。
はい。
ほんなら、来てくれいうから行くわいうてS大行ったんですわ。
はい。
ほんでS大行ったら、まあそのときはなんか調整してもらって。
ああ、そうですか。じゃあ、結構長い間作っては調整して作っては調整されてきたんですね。
まあね、この歯がだいぶ長いこと調整したですからね、せやから今こうなったですけどね。
ねえ、よくお越し頂きましたよね。ほんとに
やけど、今は安定してね。そんな状況ですわ。
そうですか、良かったです。ありがとうございます。
◆入れ歯がよくなるとよく飛ぶようになったいうようなこと・・・私の場合はそんな感じはないです
あの、ゴルフとかなさいますよね?
うん、してます。
何か変わりましたか?
いや、別にもう全然変わりません。だんだん腕も年のせいで
年で?(笑)
全然あれですけどね、上手くないですわ。下手くそで。なんか入れ歯がよくなるとよく飛ぶようになったいうようなことも、ちょっと見たことはありますが私の場合はそんな感じはないですし、逆に入れ歯が悪いから全然飛ばへんなったいうこともないですわ。(笑)
(笑)よくもなければ悪くもないといったところですね。
はい、関係ないと思いますね。
ああ、そうですか。
ええ、ええ。
◆安定してることは、これは一番大きな違いやないかなと思うんですけどね。
今2個目の入れ歯をつけておられるじゃないですか。
え?
2個目の入れ歯。(快適超精密義歯の事です)
ああ、そうそう、先生とこのね。
はい、うちで作られた・・・1個目の入れ歯は全然使っておられないですか?
使うてないけども、あることはありますね。ほんでやっぱり見たら同じように羽根(下の入れ歯の両サイドの部分)はこう、大きいしね。
はい。
ほんで前の先生が何したやつは、見てみるとやっぱり小さい。
ああ、小さい。
うん、そないになってますからね。まあ、それは大きな違いでね。せやから安定してることは、これは一番大きな違いやないかなと思うんですけどね。
最初、当院にいらっしゃったときに入れておられた入れ歯ですね、それの型があるんですね。
ああ、そうなんですか。
石膏模型をとらせていただいて。
ああ、もうそれは。
もう本当に小さい。
うん、短い、小さい。そらもう、削ってバーっと痛いとこ取って、だんだん・・・
だんだん小さくなっちゃった?
うん。だからはじめはやっぱり、ねえ。○○先生作ってくれたの初めはもう、「羽根を長うして安定するように」って言うててんけど、結局痛いとこ削っていくと、何回もしていくとだんだんあんな風になってしもてね。
ああ、そうでしたか。そんな感じでしょうね。ねえ、だいぶ今入れておられるのと違ってましたんで、「こんなものが入ってたんだ」と思ってびっくりしたんです。
最初はある程度安定するんだったら、もうああなってしまうんやろうね。
やっぱり支える部分も少なくなると、安定もしにくくなりますものね。
うーん、どうなんですかね。まあ、痛いとこだんだん削っていって、あれになったら、1週間くらいしたらそのうちまたあれしたらまた痛くなって、ほなまた2年目やから次作らなあかんのかなあ思って。
ああ、作り替えの時期かなあと思われて。
うん。感じはしとったねえ。
今、ご家族の方とかあれですか。最初うちにいらっしゃって、お痛みがまだしょっちゅう出るときに娘さんも「ここが痛いって言ってるんです」とメールを下さってましたが、今はもうまったく?
うん。今はもうそんなことはないですね。今も言うたように、ちょっと無理して痛いなあ思っていても、まあ。
一晩外して?
外して寝て、ほんであくる日つけたらもう大丈夫やいうことでね。安定してるっちゅうか、まあどうしても痛なったらすぐに先生とこ行こう思ってますけど。今はそんなこと。
◆痛いしものが食べられへん時は、当然先生とこ行かしてもらうんですけど
入れ歯を入れられると、ご家族の方なんかも食事とか?そういうのでも気を配るし、いろいろ困るということを聞いたんですけれど。
うん、まあそうでしょうね。まあうちのばーさんもそうやけど。
ばーさん(笑)
私のね、ご飯作るのに、言われますけどね。
言われましたか。まあまた、とりあえず夜外されて痛みがなくなるのであればいいんですが、どうしても痛みが続くようであればお越し頂いて。
ええ、それはもうね、やっぱり痛いしものが食べられへんいうんやったらね、そういう時は当然先生とこ行かしてもらうんですけど、今のとこは。まあ、今も言うたようにはじめの頃はこう奥で当たっとったとこが、ちょっと全般的な、多少前が当たっているんだけど、でもそんなに前があたってこっちはほとんど・・・安定してることは、これは一番大きな違いやないかなと思うんですけどね。
ああ、そうですか。
ま、この状態で大丈夫だと思います。
ありがとうございます。院長も、「H.Y様がもし今後、何年先になっても痛みなどがでたら、僕は一生H.Yさまとつきあうつもりやから」って申しておりましたのでね。そのときは遠慮なくお越し下さい。
あーそうですかあ。私もね、いうてるように、前の先生が言うてたように2年ほどたったらもう、いよいよあかんようになるんかなあって思ったりもしてましたけどね
そうなんですか?
けどそれはね、私の得意先の、京都のYさんいうねんけど、その人も総入れ歯やけども、ま、その人もしかしまあ、見ると下が短かったですけどもね、それでも大豆の豆でも・・・大豆の豆でも、大豆の豆いうても節分の豆。
あの、固い豆?
「私はもうアンタ、食べれまんねんで」言うてね。言うてましたけどね。その人はもう、亡くなってますけどね。
ああ、そうですか。
だからね、その、「あの人なんかは2年に1回なんか、考えたら作ってたはずないしなあ」と思ってねえ。まあ「ずっとそれでもってたんじゃないかなあ」と思うんですけどね。まあ私もそうやって・・・ま、私のこの歯茎が具合が悪いから2年に1ぺんって言うたのかもわかりませんけどもね。
ああ・・・そうですねえ、やっぱり土手っていうんですかねえ。
そうそうそう。そこの状態が普通はこう・・・
盛り上がって?
そう盛り上がってるから、上にのせて安定させるけども、へこんどったらやねえ・・・
そうですねえ。
うん、まあ冗談で言うとったかなあ、「しかしこれ、H.Yさんのやつ、あれやったら、うちの大学病院へ行くか?もう試験代はタダでやってくれる」そのかわりね、一日中かかって大変や。
(笑)
もう、忙しい時やったしもうかなんから、まあ冗談みたいなことも言うてましたけどもね。いうほど、なんか歯茎の状態がよくない言うかね、ま、変わってるいうかね、ようなこと言うてましたんで、私もああ、そうかなあ思ってましたけども。まあね、これで、その状態のままでやってもらったヤツがこうして安定してますんでね。
ああ、よかったです。やっぱり土手がないとどういうんですか、難しいみたいなんですよ。
ああ、そうやと思いますよ。
◆歯茎の方がちゃんとしたら安定したものができるけども、ここが私みたいにないと・・・
私が読んだそのE先生という・・・
はい。
本ですねえ。その先生のあれは、まあ全部・・・ま、そのまま作る人もあるけども、先は何ちゅうか、そういうあれ・・・苦しんでる人がいると、やはりここ(歯茎)が良くないと、ここが・・・ここから矯正して、それから作るということを書いてあったからですね。
やっぱり歯茎が左右するんですかねえ?
まあそうでしょうね。歯茎の方がちゃんとしたら安定したものができるけども、ここが私みたいにないと当然、肉盛って・・・肉盛るんか骨盛るんか知らんけども、ま、そういうようなことをした上でのことになるんかと思ってたんですけど、だけどまあ行かなかったですけどもね。アクセスだけ何して。ま、私も東京は・・・
東京は遠いですからねえ・・・
遠いですけど大体知ってますからね。
ああ、そうなんですか?
左へ降りて、ああ大体あの辺やなあ、いうて大体のを聞いたですけどね。ま私はもう・・・東京へはしょっちゅう行っとったから・・・
ああ、そうですか。お仕事ですか。
うん、割と知ってますけどね、それでもまあやっぱり・・・なかなかね、大変やし。
通うのも大変ですしね。
◆大前先生は、人が違うっちゅうかやっぱり、やっぱりある程度技術っちゅうか、そういう風な面があるんじゃないかなあ
ありがとうございました。今までインタビューの方も何人かさせていただいたんですけど、病院にいらっしゃって、待ち時間の時なんかに・・・1時間ぐらいですかね?お話させていただいて。で今回こうやってY.H様のご自宅まで来させていただいたのは初めてなんですよ。
ああ、そうですか、そりゃどうも、ご苦労さんです。
いえいえいえ、やっぱりねえ、知らないところですし、Y.H様はすごくよく存じ上げてますから緊張しないんですけど、それでも緊張するじゃないですか。
はい。
でも患者様にしたら、初めて行く歯医者さんも恐怖心があるでしょうしね。何されるのかとか、お金もやっぱり払わないといけないし。そういう色々こう、構えて行くみたいな、そういうのがやっぱりあるでしょうから、「そういうところもやっぱり考えた上で、おもてなし というのもしないといけないから勉強してきて」ということを院長に言われまして。(笑)
あ、初めてですか、私が?第一号ですか。
はい。そうですそうです。
あとは皆歯医者へ行かれた時に、待ち時間に。
そうです。
それはご苦労さんです。
いえ、いいえ、今日はもういい勉強させて頂いたかなと・・・(笑)やっぱり患者さまの立場に立つというのは。
私はねえ、だからやっぱり大前先生は。
はい。
なんていうかな、人が違うっちゅうかやっぱり、やっぱりある程度技術っちゅうか、そういう風な面があるんじゃないかなあ、あったと思いますねえやっぱり。色々してもらって。ま、私もそうやって3人ほどねえ、1人はものすご長かったけども。
長かった?はい。
ま、歯医者にやってもらってましたからね。まあ、そんなような感じは受けます。
そうですか、有難うございます。どうも有難うございました。お忙しいところ。
◆いいことばかりも言うてませんし。
またあのー、すぐには載らないかもしれないんですけれども、今日のお話すぐに文章にして、ホームページに乗せてさせていただきます。
私はもう、別に自分の思ったこと言うてますから。
(笑)有難うございます。
だからいいことばかりも言うてませんし。
はい(笑)
あれもぜんぶそのとおりですから。
ええ、包み隠さず。どうも有難うございました。
ご苦労さんです。


インタビュー4



